蓄電池の各メーカー特徴4:シャープさん

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

蓄電池の赤本の吉永健之です。

今回は、蓄電池のメーカーさんの4回目として、シャープさんを取り上げたいと思います。

シャープさんの蓄電池は容量ごとに、コンパクトタイプの4.2kWh屋内ミドルタイプの6.5kWh大容量タイプの8.4kWhと3種類あり、電気の使用状況に応じて選べます。

参考:シャープホームページ「クラウド蓄電池システム」

容量

コンパクトタイプ:公称容量4.2kWh(定格容量4.0kWh)

屋内ミドルタイプ:公称容量6.5kWh(定格容量6.3kWh)

大容量タイプ  :公称容量8.4kWh(定格容量8.0kWh)

※定格容量が実効容量と思われます。

価格(メーカー希望小売り価格)

(1)蓄電池本体のみの価格

コンパクトタイプ(公称容量4.2kWh):36万3800円(税抜き)

屋内ミドルタイプ(公称容量6.5kWh):44万7800円(税抜き)

大容量タイプ  (公称容量8.4kWh):54万9800円(税抜き)

(2)セット価格

蓄電池本体に、ハイブリッドパワーコンディショナとマルチエネルギーモニタ/クラウド連携エネルギーコントローラ加えた価格

コンパクトタイプ(公称容量4.2kWh):178~187万円(税抜き)

屋内ミドルタイプ(公称容量6.5kWh):228~237万円(税抜き)

大容量タイプ  (公称容量8.4kWh):289~298万円(税抜き)

kWh単価(蓄電池本体のみ)

上記容量と蓄電池本体の価格から計算したkWh単価は以下のとおりです。

コンパクトタイプ(公称容量4.2kWh):8.66万円/kWh

屋内ミドルタイプ(公称容量6.5kWh):6.89万円/kWh

大容量タイプ  (公称容量8.4kWh):6.55万円/kWh

停電時に使用出来る電力

コンパクトタイプ(公称容量4.2kWh):2000W(20A)

屋内ミドルタイプ(公称容量6.5kWh):2000W(20A)

大容量タイプ  (公称容量8.4kWh):2000W(20A)

停電時でも2000W(20A)使えるので、必要最低限の照明やテレビなどの情報を得るための電化製品などの電源を得るには、十分余裕があります。

設置場所

コンパクトタイプ(公称容量4.2kWh):屋内・屋外兼用

屋内ミドルタイプ(公称容量6.5kWh):屋内専用

大容量タイプ  (公称容量8.4kWh):屋内・屋外兼用

まとめ

シャープさんの蓄電池は、容量が3タイプあるので、ご家族構成や生活パターンから、最適な製品を選ぶことができます。

しかし、ここで停電時に使える電力をご覧になって、

2000Wでは冷蔵庫を止めなければいけないのでは?

とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際に停電時に冷蔵庫を使えなくて、食品がダメになってしまったというご経験のある方もいたっしゃると思います。

そこで、シャープさんは冷蔵庫の停電対策として、蓄電池との連携に対応した冷蔵庫を開発しています。

製品名は「停電モード付プラズマクラスター冷蔵庫」です。

「停電モード付プラズマクラスター冷蔵庫」では、停電モードの設定により冷やすエリアを限定することで、使用する電気を減らすことができます。

冷蔵庫と蓄電池との連携により、停電時も食品をダメにすることがないので、大規模災害で食料品不足になった時は、とても助かりますよね。

「停電モード付プラズマクラスター冷蔵庫」の詳細はコチラ

以上、今回はシャープさんのリサーチ結果を、まとめさせていただきました。

メルマガのお知らせ

蓄電池の赤本では、蓄電池に役立つ電力業界の情報を、メルマガで発信していきます。

電力業界の最新情報を有効活用することで、最適な蓄電池を購入し、賢く使って光熱費を削減するため役立ちます。

2016年の小売り電力自由化以降、日本の電力業界は大変革期を迎えています。

メルマガでは、蓄電池の購入と有効活用に役立つ情報を、随時発信していきます!

さらに、メルマガにご登録いただた方には、蓄電池選びに役立つ無料プレゼントもご用意しています。

メルマガ登録はコチラから!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*