蓄電池の赤本の吉永健之です。

蓄電池の経済効果を高めるためには、太陽光発電の故障を防ぎ、長期にわたって安定して発電することが重要です。

今年2019年以降、太陽光発電の設置から10年を迎えるご家庭が増えていく中で、経年劣化による故障を防ぐためには、今後ますますメンテナンスの重要性が高まってくることが予想されます。

一方で、住宅用の太陽光発電は、産業用と比較してメンテナンスが立ち遅れており、故障が発生しているのも事実です。

さらに故障や不具合は、初期の段階では分かりにくい場合が多く、気付かずに放置していると、火災に発展する恐れもあります。

事実、2008年3月から2017年11月までの9年間で、住宅用太陽光発電システムから発生した火災等(火災、発火、発煙、過熱等)は、127件報告されています。

そこで今回は、太陽光発電の火災原因について、先月1月28日に消費者庁が設置した、消費者安全委員会によって発表された調査結果を解説しながら、メンテナンスの重要性について取り上げたいと思います。

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